UNTITLED/折口也
 
カーテンごしに
季節の光りが
まだ眠い瞼をひらかせる

毛布にくるまりながら
仄めく始まりに
今朝の最初の深呼吸をする

窓をあけると
冬の空気に空は澄んでいる
日常が素晴らしく愛おしい
耳をすませばそこから全てが聞こえる

生きている
そう実感する
こんな朝が好きだ

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