馬鹿野郎/田園
 
馬鹿野郎



愛を知らない、
訳がない。
私は私の愛の形を、
発信し続けているのだが、
誰か一人くらい気づいてもいいのではないかな。

二人の愛から私は生まれた。
この時代にまた、生まれてきた。
前世でやり残した事を、
一つだけやり遂げに。

泥沼のような日々もある。
ふわふわのスポンジにくるまれる日々もある。
そんな個人のバイオリズム。
他人様には言えませぬ。

大変不格好なのは理解しているよ。
大変無知なのも理解しているよ。

でも、これで行くしかないんだよ。

一人、腹を据える。
分かっている。
私は間違えていると。
だが、この道を行く。
一つ正しさがあればいい。
たった一つでいい。
今世の終りに、
愉快であったと、
思える様に。

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