干物になった私/れもん
 
責めて
責めて
自分を責めて
カラッカラになるまで

罵倒して
罵倒して
自分を罵倒して
キリッキリとするまで

何にもならないその行為が
習慣のように 当然のごとく
繰り返される

其処には
惨めに干上がった
陰の存在が居る
戻る   Point(1)