てくてく てくてく/
朧月
雪の夜道に
て と く になって続いてる
だれかの足跡に希望を重ねる
あったらいいのにな
私の理想
あなたならいいのにな
この道の先にいるだれか
星空みあげると
望遠鏡さかさになり私が
ちいさくちいさくなったよう
どこにも触れない手が腕が
不安がってだく自分のカラダは
あまりにも頼りなくて
歩けなくなりそうで
だけどこの続く足跡が
てくてくと てくてくと
先に続いているから
この私と同じ形で
続こうと思うのです
私もこの足で
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