くじら/itukamitaniji
くじら
もうじき夜が終わるよ 君の瞳にはまだ
昨日の星空が 張り付いたままだけど
ここで 剥がれ落ちる世界の悲鳴を聞き終えたら
行かなくちゃ 空の隙間から注ぐ光の指す場所へ
君の心がまだ 変わらず残っている証拠さ
消えかけた悲しみでさえ 鏡みたいに綺麗に映して
忘れれずにいるのは 君が誰よりも優しいからさ
ため息はばれないように あぶくにして消した
物語はもう 終わってしまったと思ってたんだ
でもまだまだ そこから続きがあったんだよ
おはよう これが次の舞台さ
台詞も用意されていない はじまりの場面さ
群れに沿って 寄り添うように泳いだり
たまには離
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