メタモルフォーシス/ペポパンプ
 
少年は長年蛹になり
いつしか蝶々にふ化した。
それは綺麗な羽だった。
大空を羽ばたいた

雨の日も
雪の日も
嵐の日も
飛び続けた

少年はいつしか
自分の羽をむしり取っていた。
少年は夢から覚めた
少年は微笑んだ!


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