とっとと落選したい公募応募らいふ。/小池房枝
ごめんなさい私それパス。
自分には出来ないなぁと思うものが多々ある一方で、雷についての俳句や、妖怪川柳や、これって私のためですかっと見た瞬間胸が高鳴るような募集もままあり、そういったものはまず起きてる間中と寝しなに色々考えるのが楽しい。HPを見るのも資料になりそうな文献を読むのも楽しい。書いてみるのも推敲してみるのも応募専用フォームで送信ボタンを押す瞬間も葉書に住所を書いて切手を貼ってポストに投函しに行くのも楽しい。発表を楽しみに待つのも待ち遠しい。どうせきっとまた落選さとは思っても、締め切られてもいない募集の結果待ちでわじわじしてしまうのも可笑しい。
ネット慣れとでもいうのか、ポイントや
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