メアド/
はだいろ
語らない
石のメアドを
知った
赤外線で
返ってきたとき
ぼくは
ぼくじしんのさみしさにつきあたり
冷蔵庫を閉じて
こたつにもぐりこむ
石の
メールアドレスは
six wordsの
俳句
文面はからっぽだったけれど
ぼくは
メッセージを読み取り
星々のまたたきに向けて
コカコーラの瓶のような
モールス信号をおくる
あなたに、
会いたい
・・・
って。
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