アナタという/森の猫
 
アナタという
嵐が過ぎ去り

アナタという
業火に焼かれ

あたしは
あたしに
もどった

いや
なった

もう変えられない

あたしの本性
・・・魔性

白よりグレーより
黒にちかい

あたしがいる

  死んだら 悲しい
  死んでいい 命なんかない

そう ふたりのひとに
言われたら

もう ここで
おわっても
いいとさえ 思う

アナタという 嵐
やっと静かな凪になったね

それなのに
それなのに

あたしは・・・
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