豊四季/セガール、ご飯ですよ
ジェームズの尻子玉抜きに行くのさ
アメリカはニュージャージーの彼の家まで
京成スカイライナーブッ飛ばして
俺たちは乗り込んでいくのさ彼の家まで
茶菓子を買い揃えておくのは
人として最低限のマナーだって
アイツの嫁が口酸っぱく言ってたのは
忘れもしないいつだったかの夏の日
餃子の満洲でW餃子定食を食いながら
俺は生ビールを飲みもしないのに
何がなんだかわからないまま
レンタカーを借りていたのさ翌日の朝まで
シェイクするんだケツをもっと小刻みに
そしたら俺たちの行方も知れて来るから
お前がジェームズの虜になったとしても
その時はただ静かに微笑んでやれる
月桂冠の上撰を手土産にしてさ
アメリカはニュージャージーの彼の家まで
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