友よ ? 不確かな街からの手紙 ?/do_pi_can
 
と信じて
列車に乗ればいいのだから
淡いが故に
さらに寄り添う
他の幽霊が見えてくる
問題は
帰る方法だ

僕のように
幽霊から孤立しても
帰りようが無いのだ
何をしたって
淡い有機体でしかありえない

友よ
ここを埋めるものは
不確かな
確実だ

だから
手を差し伸べるのは
やめたがいい

僕は
ここで生きて行く

その残骸を
後日,拾えるチャンスがあるならば
拾ってくれればいい

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