ちから/朧月
僕は 僕の理由で
たくさんっていったんだ
負けられないと思うなんて
雨はそんなことなんかで
ふらないとおもった
君は君の言葉で
伝えてくれるとおもった
ただ悲しむだなんて
思わなかった
僕らはいつも遠いところから
伝わらないと泣いてばかりいる
僕の言葉たちがもどかしく
とびたとうとしないときに
君は
その小さな唇で
キコエナイなにかをつぶやいた
どうして みえなくするの?
僕は迷いの旅にでる
君が君の悲しみを
ずっと手放さないというなら
僕はありのままなんて言葉を
捨ててもいい
笑顔と引き替えに
たくさんの愛
たくさんの夢
ほしいわけじゃないんだ 僕が
つくれるって可能性を
だれも否定しない夢がみたい
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