ダンス公演にて/kauzak
無言劇なのだと
目の前に突きつけられる
その舞踏の力は
日々の鍛錬の果実
伝わってくるのは
言葉になれずに
ザワザワと蠢く
エモーショナルな情動
要るものと要らないもの
ではなく
何を選ぶのかもしくは
何を捨てるのか
形にならないままに渡された何か
ただ受け止めるしかない
そうするしかない薄っぺらな自分
嘆いてもせんないから
何が僕の中に結晶化するのか
せめて見極めよう
それがステレオタイプな言葉になった
としても
それが今の自分の限界なのだ
無言劇なのだと
目の前に突きつけられる
その舞踏の力は
日々の鍛錬の果実
伝わってくるのは
言葉になれずに
ザワザワと蠢く
エモーショナルな情動
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