ふんふんふーん/
朧月
駅で歌をうたってる
人の声を私は知らないよ
そこだけ光っているような
空気のざわめきを
横目でいつも通ってる
今日も確かに
帰ってきたの合図にしてる
ギターと共に
揺れる君の肩先で
ぴょこんと跳ねる髪の毛が
激しくゆっくり動くのと
あわせるように
おりる階段心の中の
お疲れリズムは
鼻歌模様
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