さようなら/
朧月
さようならは
あまりにもありふれて
どこそこにも行われております
今の時にも
今の風にも
一瞬の星の光りも変われば
さようなら
特別な想いも
流れるような君への想いもまた
消えては生まれ続いては途絶え
さようなら
という間もない
別れたち
さようならの言葉は夜に似合い
悲しむココチを味わい
離さない離したくないものを知る
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