three months/苅田由枝
 


あなたしかいないと気付かされるたび 何度も0に戻る失恋



起きているときと眠っているときのひとりは違う孤独みたいだ



もうあなたのようなひとには会えないと思っても光る十月の朝



迷ってもあなたに見付けられるように上げっぱなしにしているんです



猫舌なわたし火傷する あつい熱い 裂くなら閉じない覚悟でいてよ



わたしより傷付いたって思わなきゃやってられない夜の明るさ



叶わない恋だったんだ 「好きです」のかわりに「さよなら」何度も言った



繋がれることはないけど明日こそあなたがさみしくなりますように






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