十月夜の四方山話/小池房枝
 
明るい朝に猫が目を細めて無駄にやる気満々

十月の市民プールの午後五時は夕日に溢れた海のようです

いつだってもとめているがいつだってもめてるに見える誰のせいだよ
 
雲間からきらりと見える木星が月から零れた何かのようだ

forget me not 青き小さきこの花を四季咲きにしていかにせんとや
 
アンブロークンアロー 雪風 JAMの前にただ我は我 地球人類
 
駅員さんあなたが掲げるカンテラは灯台のようあなた自身も
 
命優先
何より優先
だけど書くことで生きてく人もいるから
 
花があって星も見えますわたくしの短歌は地球(ここ)から宇宙(そら)への報告 
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