置き去りにされた心は/森の猫
気がつくと
もう時計は
1週間の時を経過していた
どれくらい
眠っていたのだろう
この 北の磁気の中で
どんなに
どんなに
愛されても
情けないこの心は
元の位置ちゃんと戻ってくれない
どうして・・・
全て消去したはずの過去
だが脳の中までは消去できない
想い続けた気持ちの心の
置き場所はないのだろうか
宙に浮いたまま
ふわふわしている
眠る 眠る 眠る
愛される 愛される
貴方の手で・・・
愛し愛されることしか
ないのだろう
ほんとうの愛で
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