夢を食む虫/TAT
さい』どころじゃない。実はやる気満々でした。僕は以外に劣化していない乳首の色素にやや感動を覚え、夢中になって吸っていました。あなたが『TAT君って何回ぐらい出来る人?』って訊いてきたそのただれた美しさに眩暈を感じていました。咬んでくれと頼んできたあなたにやや引きつつも。時間よ止まれと。そう願っていました』
『先月の3日に』
『だってキスぐらいしとかないと最近鬱で死んじゃうから』
王様の耳はロバの耳
王様の耳はロバの耳
あなたが旦那と二人のこどもを棄てて
棄ててきたよってそう笑ったら
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