*ルーシー二/藤鈴呼
は
この胃液から流れる心のようだね
夢に落ちる前に思い出したのは
真っ赤な灰皿から流れ落ちる夢
白煙が城の上から弄ばれている
空までは届かない
ルーシーもっと良く見て
君のしたかった事 まだまだ中途半端
空を見るには まだ早いと
小さなおもちゃ箱の中で祈りつづけている
ご主人様は爆走中
今頃は宇宙のど真ん中
「もっと夢を見せてあげるよ。」
それはどんな夢? 輝く未来?
落ち着いた瞬間に戻れない
籠の中で羽ばたけないまま
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社会復帰の出来ないルーシー
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