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十二支蝶
鶏のおくのなか きちがいな海がながれる
泡は掬えず とりあえず雲だけ
わたしが人をみるのはつなげないから
生きるために理解するから
止めることを熾き上げて
暗い白に
わたしが人をみるのはわからないから
理解するために生きているから
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