秋の日/朧月
 
小さな自慢をちりばめながら
豪華な詩集は踊りだします
華麗な絵はどこか冷気をだしています

人の心は
とはじまり
ありたい
と結ばれて

脳はぐるりと
一回転する

頭の中におさまっている
知能はだれもかれも
一定のリズムを刻んで
地球と共鳴してる
はず

太陽は弱い?
同じ温度 かもしれないのに
秋は夏の弱いもの
ではないですよね

言葉の数は増やしても
経験値は増えません
デスクに縛られていては
イスに座っていては

回転はしています
けどね

人にもまれて
終点まで行けば
とりあえずは
蒸し暑いことはわかる
そんな秋の日


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