きあか/
十二支蝶
股で支えていた文字が消えて 心変れずに唇にはいる
らしい歌をうたえばこの周りの空気は耳をすまして聞いてくれる
これが人だ だえきに包まれて 舌の上でゆっくり眠れる
いつも変れぬ闇を愛して 守っていたぬくもりの方に寄せて
知っているっていいたかった
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