夢/
三上あず
それは覚悟かい
稚拙で陳腐でそれでいて
瞳の中に炎を燃やしている
それは覚悟なのか
無謀だと一蹴することは簡単ではある
手折ってしまうことは後ろを向いていても簡単だ
ただ、それでは消せはしない
その瞳の火種を
何度願ったって無理なんだ
そろそろ諦める気はないかい
私の中の少女、ねえ
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