る/十二支蝶
 
温もりの届かぬお尻の先 刺の形をした影
あいつはきっと元気を洗ってる
瞬きをしらぬまま濃いるを待っている

握りしめたものは人工のなか
いなくなったときのことなど感じてはいない

握りしめたものはなにかのなか
湿ったものはかいてはいない

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