しかき/くれいじー・こすぎ
 
桜の木の下で出逢ったあなたに
伝えたい事がどうしてもありました


伝えたかったです
口では恥ずかしくて
意味が変わるのが恐かったです
文字にしたら
きちんとまとまって
あなたに伝わって
受け止めてくれると思いました

それ以来、ずっと詩を書いています


結局、
あなたには伝える事はなかったですが
思い付いた事を、今でも書き続けています


もっと書きたいです
共感をしたいです

苦しみをぶつけると、ハンカチが要ります
喜びをしたためると、日記になります


いつしか、言葉に過敏になってしまいました
しかし、この事実を変える気もしません
他人の中に、言葉を埋めたい
そんな、クレイジー・コスギの実話です
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