Pride/寒雪
なかなか思うように
時代は明るくなってくれない
閉塞感が身に染みる世の中
貫くようなつむじ風を
コートの襟を立てて
かろうじて避けながら生きてる
誰にとっても辛い時
自分一人がんばって生きても
それを咎めるように
地の中から現れる
無数の手が
おまえの足を絡めとり
土の中で溺れさせてしまおうと
おまえを引きずりこもうとする
いつまでも意地を張るのは大変さ
ついつい楽になりたくて
その力に身を任せてしまいそうになる
時には膝まで
埋まってしまうこともあるだろう
そんな時だからこそ
いつでもポジティブな外見を忘れるな
心の中にあるポジティブな自分を
表に現して生きていけば
少なくとも
自分は前を向いていけるはず
そうしてそれを続けていけば
誰かがおまえの後を追うはずさ
辛い時こそ
笑え!
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