ポエム・現代詩/非在の虹
 
を耳にすると、なにか溜飲の下がらぬ思いがしたものです。

さて、「現代詩」と対置する言葉を「ポエム」とするのはネットの中だけではないでしょうか。
どうも活字の世界では聞いたことがないような気がします。
そうだとすればネット独自の言葉の使い方、定義を持っていることになり、それはネットの閉鎖性として自らを疎外しているようで、残念なことではないでしょうか。

そこで、分かりやすい定義を、活字文化とも共有できる定義が欲しいのです。
僕の言いたいことはこれだけなのですが、僕自身が漠然と考えている定義(これは本当に漠然とですが)をつらつら書いてみます。

まず、ポエムとは何か。これを決めてし
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