日記/はなもとあお
 
一昨年、裁判離婚で親権者となった。精神科通院中であったが、私の主張は認められた。

私の不具合は、主に親子関係からの愛着形成の不確かさ、「よい子」としての条件付きでしか認められない関係で育ったこと。力、支配の縦関係ばかりで横のつながりを作るはずの遊びの場面で、家の手伝いとか門限というしつけの様式でその関係を経験しづらくなり自らのコミュニケーション能力が、親の前と同様、よい面しか見せられないことに起因した。
人間関係の少なさのおまけに、変なプライドの高さも人間関係を更に作り辛くしていた。

相手と自分とは違うこと、その違いで怒るのではなくて、その苦しみとか哀しみを、言葉として伝えられるよう
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