永遠の一瞬/朧月
真夏の温度の中にいて
少しのけだるさを感じるのかと
おもってこわがってた今朝
無音の朝の気配には
なんの操作もなくて
自然の風にさらされる
ときが通り過ぎる
過去も今も未来も
ただ たっている私
理想の朝 なんて知らない
幾日の間のたった
ひとつの朝の風が
はるかから吹いてきた
としても 同じ
明日なにが消えても
それが予定された調和
だとしたら 従うだけのこと
ゆるやかにのぼってゆく
太陽を目で追う
だけの今日に しないつもりなのに
なぜかとらえられて
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