キミトノヒミツ/紅林
 
今日もまたキミとつなぐ手 昨日とは違ううるおい指のからまり

森の奥 お月さまだけ聴いている 貝をあわせるキミとの唄を

忘れたよ 花を散らせたその罪も キミの瞳の星が許した

「お腹の中からあの星見えるかな」 夜の川面に浮く蛭子舟

廃線に寝てキミと手をつないでる ヒミツ村行き汽車が轢くまで

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