女の詩/
月山一天
ハイヒールはきまって
痛く、
ブラはとてつもなく
窮屈で、
顔は化学物質で
かぶれ、
「とにかく男は食べごたえ満点、がっつり和食が好き」
という記事を読みながら、
一つ欠けたネイルを眺めている。
そんな時、
自分の女の部分が死ねば良いと思う。
戻る
編
削
Point
(1)