借りた詩集 天野 忠詩集/ふるる
最近、ライト・ヴァースや大野 新という詩人に興味があり、調べたりしたのですが、本が図書館にあまりないので、その二つの言葉でひっかかった天野 忠の詩集を借りました。
ところで、ライト・ヴァースって、今まで短歌界の言葉かと思っていたんです。口語短歌ということかと。有名なのは俵万智、加藤治郎、穂村弘で、だいたい1980年代に出てきています。でもその認識は違ってて、詩でもライト・ヴァースと言う分野があって、元はアメリカの軽めの詩(←すみません、違ってました。『現代詩手帖 特集ライト・ヴァース』1979年版 には、「イギリスの19世紀は(中略)そういう時代に同時に風俗詩としてライト・ヴァースが非常に盛
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