『限りある自由、翳りなき自由』/Leaf
 

地を這うもの、空を見上げない
星のイガイガ、喉に突き刺さる
溶けやしない金平糖、甘いもんじゃなかった
そこに何もなかった事など一度もない
目を開けれ必ずそこには何かがあった
視界を遮る何かが



高層階から鳩を狙い、紙飛行機飛ばす蛮行に気付かない衆
なのに何故、その先を見つめるんだろう
排除の論理、外延から内包へ
だからこそ、その袖を覗くのだろう
雨と見紛い、コピー用紙舞う、ビルとビルの隙間から
呻き声のような地響きが



未だに足枷を外せない、もがいてばかり
空にも天井があるなんて知らなかった
空に帰するもの、そこを踏まない



圧が、軋
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