サンソン、モルワイデ、グード、メルカトル、メルカトル/a
他人によって生殺与奪が握られている以上、幸せになることはあり得ない、と常に考えねばならない。また、考えたからといって恥は消えないこと、いつまでも刻印として残ること、鼻の先で笑った人間は世間に理解者を得て幸せに生きていくこと、そのついでに失態を鼻で笑ってさげすむこと、
そのかたわらでボランティアをして自分が善人だという感慨にふけること、
ただし失態は鼻の先で笑ってさげすむこと、
そのかたわらで社会的成功を収めて自分が有能だという感慨にふけること、
ただし失態は鼻の先で笑ってさげすむこと、
失態をいつまでもいつまでも覚えており
思い出すたびに軽蔑した笑いを浮かべ
低劣な人間として脳内に記憶し
自分が偉く相手が下司だと
思っていることが確実であること
つまり鼻の先で笑った人間のほうが一生優位に立って物事を進め、自分は下劣な豚野郎として記憶され評価されて面白おかしく話伝えられながら
軽蔑の目線ばかり受けていくこと
を常に頭の中で、四六時中考え、常に、一生にわたって考え続けていき、金槌で殴りたいが駄目だと考える必要がある。
戻る 編 削 Point(0)