恋について秋元康が語るように女について出川哲朗が語るように詩について僕が語ろう/キリギリ
ね。
どっちにせよ他人がいるところだろうね。だとしたらトイレがいいな。
水に流せるって素敵でしょ?此処にあるものはいつ汲み取られるのだろう
この中から誰が吸い上がるのだろう。いや別にいなくてもいいんだ。君は
此処にいなくてもいいんだ。おめでとう。おめでとう。僕は此処にいなく
てもいいんだ。おめでとう。残酷な天使の提言で去れるね。だいたい
「僕たち」と言おうとすると何時も「僕た」の辺りで唇が裂けるんだ。
痛いよね。痛々しい僕を笑ってよ。その笑顔を写メで送ってよ。B品ばっか
じゃないか君の詩は。値札が付いてないからいいものの。えぇサービス品
ですからある意味。ほらまた「僕は違う」って
[次のページ]
戻る 編 削 Point(3)