くもの巣/
ふるみ
白んだならば
底冷えの、
日は背いて
曇り空
ああ 又
ざっそうは
服を垂らし、
冷や汗をかく
うやむや な
散策に
ああ
又、ほてる
苦虫は、
あっけらかんと
現れる
ぴんと
噛みついて
やりたいな、
潰して
暮れるまで
ああ 噛みしめて
ああ
戻る
編
削
Point
(0)