蝶をみる夢/
ベルヤ
宿駅の雑踏へ呑み込まれていった
僕は少しずつあなたを受け入れることが出来るようになり
帰宅して朝を迎える日が、刻まれたあなたの日ですが
僕とあなたのふたりだけの
だれにもかたりたくないたいせつなおもいでを
ずっとわすれない。
哀しみでなく平安に眠ることが
確かめられたから
あの白い蝶はあなたでしょう
あの白い煙もあなたでしょう
いつも僕の傍にいる
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