蝶をみる夢/ベルヤ
ょあげるよごめんなさい
炎みえ白い煙も精一杯にまとわりつき
分かったよほらほらとふたつに分けて入れてあげる
どれくらいなのか認めたくない時と対話し
つもる話をいっぱいして
互いの顔もよく眺めあい
どうすれば安堵するんだろうといつも
坐ったり立ってみたり近寄ったり放れたり
はなれがたいきもちになみだしわかれをつげる
そしてまた、じゃりじゃりとした音と感触を辿り
振り向かなかった。
誰もいない道へ出て歩む僕に
ふたたび白い蝶がまとわりつき舞う
さみしいですかさみしくなんかないでしょう
時と対話しお別れを告げたのだから
持っていた濡れ傘は、あ
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