「俺は白だ!」空が泣いていた。空は自分のことを白色だと信じて疑
わなかったのだ。「違うよ、君は青色なんだ」「嘘ばっかり!」どう
しても聞いてくれない空に、僕は鏡を持ち出した。鏡一面には、真っ
青な空が映っていた。空はみるみる赤くなり、やがて沈んでいった。
いだろ」「そんな…」芙美江の股座から溢れる蜜を掬い出し、芙美江
の顔に近づける。すっかり濡れてしまった龍彦の指に、芙美江の吐息
が降りかかる。「そろそろ、挿れるぞ」「止めて」芙美江は龍彦の躰
を押し退けようとしたが、龍彦は力尽くで芙美江の膝を割った。「へ