大好きな詩人を紹介してみます 『処女懐胎』ブルトン?エリュアール/非在の虹
思ったのです。ひらめくままにコトバをならべていくうちに、作品は「成って」いく。そしてそれも「詩」ではないだろうか。
テーマ主義にあたまがガチガチになっていたぼくに、好きなように書け、とはげましてくれた一冊です。
この部屋は変だぞ、気をつけることにしよう。ここにはきみが抜け出ることのできぬ壁がある。ぼくが呪詛と脅迫をたたきつけた壁がある。いつまでも古びた血の色をした、流れた血のりの色をした壁がある。
「受胎」末尾
できれば、ここでまた、大好きな詩人や詩を紹介してみます。
(参考文献もろくにそろえないままにこの文章を書いています。まちがいがありましたらご教示いただければ幸甚です)
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