オフィーリア/構築する、/ogawa hana
　




オールが　ない　　ボート　で　オール　な　夜　ミュート　にして　浮か　　ぶ



限界の背水の、とめどない流水、
激論の末の帰趨、たくさんの、たいへんな、破片飛び交って
はたまた知恵の輪解けたその後の消化に　誰で足りる、誰で　足りるのか、
執拗に狂乱と秩序のじゅんばん構築しだして　否、
ただしいものに沿って奇数をあてはめていくようになった　どうやら
　私、腐ってる。



雲煙断絶された近頃、空港にはあまた子供たちがいつものように列を成しているのです
子午線をゴムのようにひっぱり離すと海里を跨ぎ海鳴りが襲ってくる日常
耳の中では契り、錯綜、驚異がひんぱんにお茶会をはじめる
そうしたなかでの文通は、いきおいよくがなりだす
あなたみたい、
ああ、あなたみたい、



オフィーリア、粉々の電球をセロテープ駆使、再構築、試みる

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