ツイート無作為接続詩100526/吹雪
序.
敵でもない相手に牙を向ける。惨めな徒労。みっともない愚行。敵になってくれるほど、親身な奴なんて、この世にはいないはず。みんな忙しいからね。でも勝手に、鋭く砥ぎすませばいいよ。手前の脳ミソの多くの、贅肉の部分を削ぎ落とすために。 4:34 PM May 26th webから
回.
そうかそうだね。いつもきみは。うつくしくあったね。あたらしくあったね。ぼくはいつも。そうだね。よろめいてるね。ふられてるね。やいば。きみは。きみはいつもほほえんでいたね。ぷらんと。ぼくはいつも。くちていたね。かたかたと。ふるえて。きこえてた。こえの。かぜの。みみうち。 5:02 PM May 26th webから
露.
黄土色。腐り落ちて。かぐや、かわいそうに。御空(みそら)に展示されて、弔いの鐘。積乱雲の発煙筒。自転車のタイヤをごぼっと沈め、海の酸は、欠陥を焙り出してくれます。咳をなさい、手を添えて。わたしたち一行は、チーズとほほえむのだから。立て掛けたスケートリンクのバックグラウンドで。 5:17 PM May 26th webから
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