乳飲み子の過失/
もるびん
罠をしかけられた
巧妙な
背後にある憎悪
剥き出しの欲望
崇高な人格者たちのなんと愚かなことか
確約されていた時間は瞬時に
死の報いを骨に刻み込まれ
死の量産と貧弱な精神は
霧のように表れそしてまた消えて行く
すべては虚無にひれ伏し
意味を失った
そして神は死んだ
太陽はその光を放つのを放棄した
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