一瞬の子守唄/
ゆず
枕を濡らさずに抱き枕を抱いて眠る私には
君の淋しさなんて解らないのかもしれないね
それでも私は淋しいのだと言い張りたい
誰かの声がする此処は安らぐことのできる
唯一の憩いの場
話してるだけでいいの
話が通じなくたって心が通ってなくなって
声が聞こえるそれだけで
私は眠ろうと思えるから
恋しい人間の声が、子守唄だとおもう
安心して眠りにつくことができる私は
きっと幸せだから
中毒になるほどの心地よさを手放せる訳がない
子守唄を奏でていてよ、ねえ
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