一瞬の子守唄/ゆず
 
枕を濡らさずに抱き枕を抱いて眠る私には
君の淋しさなんて解らないのかもしれないね

それでも私は淋しいのだと言い張りたい
誰かの声がする此処は安らぐことのできる
唯一の憩いの場

話してるだけでいいの
話が通じなくたって心が通ってなくなって
声が聞こえるそれだけで
私は眠ろうと思えるから

恋しい人間の声が、子守唄だとおもう

安心して眠りにつくことができる私は
きっと幸せだから
中毒になるほどの心地よさを手放せる訳がない

子守唄を奏でていてよ、ねえ
戻る   Point(2)