島を目指して×16/ぽこぽこへッへ
たおしては出る血をティッシュで拭っていた日々
ハムの油を絞り尽くして落ちる雫を舌に染み込ませる化物、人
五月雨た君の吐息を嗅いで尚 ぐずつく心 猫を抱いてろ!
金曜日 ただ、飲みに行く 飲みに行く 飲みにだけ行く 馬鹿のくせして
時間などいくらでも作れるという そうゆう考えやめてほしい
ひきしぼる弓矢のように狙いつけ人指し指ごと貫く真似を
華やいだ光、虫食う彼岸花、斑点模様 俗を見透かす
生きてても仕方ないからしんじまえとか思いつつ島を目指した
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