過去/
三上あず
許してほしかったのは何だったろうか、と
そんなことを久しく考えていなかった頭で考えたけど
分かるはずもなかった
タイムマシンがあれば、今すぐにでも行ってそして抱きしめてあげる
すべてのものから拒絶されていると思い込んでいた、あの頃の私を
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