残像があざわらう/ゆず
 
でもいつだって叫びたい

なにを伝えたいのかは
自分でもわからないけど

狂って哂って壊れてしまえ!
そうすればきっと
わたし、しあわせ。
でも君の残像がいつも邪魔をするんだ
いいかげんにさよならしたいのに

生きているのは
とても大変なことだね

君がいない
それだけで
わたしはこんなにも駄目になる

君が笑う
それだけで
わたしは泣いて哀しんで泣いて
ただ生きていける
たとえそれが絶望でしかなかったとしても

そう
いつだって叫びたい
狂って哂って壊れてしまえ、ば?

ああでも
かなしいかなしいかなしいね
なんてわたしはしあわせなんだろう

君の残像、
君の残像だけがたったひとつ
わたしの中で生きてる
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