ぼくらの王国/
吉岡ペペロ
ぼくはそれを詩のようなものにした
その詩には何人か的を得た批判があった
ぼくもこれでいいとは思っていない
ただぼくはいまも
ふざけていないし、しんけんだし、わすれないし、こわいものしらずだし、おもいついたことやわかったことをすぐいうし、
そうやって蹉跌の日々をあのころと同じ思いで
ぼくの王国をつくろうと生きている
その王国には、しゅうぞう、はやと、そうた、たくみ、はいないが
四十三人の仲間がいる
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