「ふと」/クローバー
 
ん、へと続く道しるべの横で
君は、うとうととして。

途中の、い、には、しっかり捕まっている
君の神経には、ずいぶん助けられているけれど
あまり、る、に捕まらないようにしてほしいな。
君は、とても美しいのですから。

僕が、つい、夜になると、忘れてしまう、まどろみを
繰り返し、教えてくれて、いつもほんとにありがとう。
道しるべに君が居てくれて
迷わず、僕は、ん、へと行けるのです。
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